癒し処やまかわ調布店です。今日は腰痛になる過程の一つについて書かせていただきます。

腰痛になる過程にもいろいろあると思いますが、デスクワークなどで座った姿勢が長い方が腰痛になる場合の過程の一つは、まず同じ姿勢を長く取ることで大腰筋、腸骨筋、腰方形筋が弱くなって来ます。

大腰筋は腰椎と大腿骨をつないでおり、腸骨筋は腸骨(骨盤)と大腿骨をつないでいます。腰方形筋は腰椎・肋骨と腸骨をつないでいます。大腰筋、腸骨筋、腰方形筋は姿勢を維持するのに大事な筋肉で、座っている時には動いていない為、座りっぱなしの姿勢では弱ってしまうのです。

更に背中を丸めた姿勢で座っていると脊椎が湾曲し、押される様にして骨盤の下方が前方に突き出し上方が後ろに下がり骨盤が後傾します。すると弱っていた大腰筋、腸骨筋、腰方形筋が引っ張られて弱ってしまいます。すると広背筋、脊柱起立筋、腹直筋、内外腹斜筋といった周辺の筋肉が硬くなり、腰痛につながります。

次回は効果的なストレッチ方法をご紹介させていただきます。

癒し処やまかわ 調布店

癒し処やまかわ調布店です。今日は中殿筋(ちゅうでんきん)について投稿いたします。

中殿筋は大殿筋(だいでんきん)の上部に位置し、股関節外転(太ももを外側に広げる)に関与する主力筋です。中殿筋の一部分は大殿筋に覆われていますが、表層筋となっている部分もあります。また、中殿筋は小殿筋(しょうでんきん)を覆っています。

 中殿筋の働きは、前述の股関節外転の他にもあります。中殿筋前部は股関節の内旋・屈曲、中殿筋後部は股関節の外旋・伸展に関与します。

 中殿筋の起始部は腸骨翼(いわゆる腰骨の蝶の羽の様な部分)の縁の内側です。大殿筋に覆われていない部分は身体の前面に位置します。中殿筋の停止部は大転子の先端と外側面です。

 中殿筋は面積も広く比較的表層に位置する筋肉ですので深層の筋肉を意識して施術することで自然に触れられますが、大転子へのアプローチは必須です。骨を強く押さない様に気を付けながら大転子の周辺を念入りに施術すると効果が期待できます。

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癒し処やまかわ調布店です。今日は縫工筋(ほうこうきん)について書かせていただきます。

縫工筋は太ももの表層にあり、骨盤の外側から膝の内側へ斜めに走行する人体で最長の筋肉です。主に股関節の外旋、外転、屈曲、膝の屈曲に関与します。

縫工筋の起始部は上前腸骨棘。腸骨稜はいわゆる腰骨の横に張り出している部分です。その腸骨稜を上から辿って行った窪みの部分です。停止部は脛骨粗面の内側、下腿筋膜に付きます。膝の下側です。

縫工筋の起始部を触るには受け手に横向きに寝てもらい、下の足は膝を伸ばし上の膝は曲げてもらいます。すると腸骨稜と大腿骨の大転子の間に15cm程度の窪みができますのでそこから押して行きます。かなり痛いですが、効き目はあります。

縫工筋の停止部は実際には膝下ではなく、膝上で触ります。膝を伸ばした状態で膝の内側、窪みの少し上を拇指で点圧すると良いと思います。

縫工筋は腰痛にも効きますし、たまに長距離を歩くと急に膝の内側が痛くなった場合などもここに原因があることも多々ありそうです。

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癒し処やまかわ調布店です。今日は腸骨筋(ちょうこつきん)について書かせて頂きます。

腸骨筋は大腰筋とともに股関節屈曲の主力となる筋肉です。骨盤の腸骨(ちょうこつ・蝶の羽の様な部分)内面に付着し、腸腰筋(小腰筋、大腰筋、腸骨筋)の中で最も深層に位置します。股関節を外旋させる働きもあります。

 腸骨筋の起始部は腸骨窩(ちょうこつか)および下前腸骨棘(かぜんちょうこつきょく)。腸骨の前面にはりついているイメージです。停止部は大腿骨の小転子の下方です。

 腸骨筋の起始部は身体の前面から触れることができます。受け手に仰向けに寝てもらい、腸骨稜(ちょうこつりょう・いわゆる腰骨の、横に突き出た部分)の内側を転圧すれば触れます。力加減を間違えていきなり突き刺す様に入れてしまうととても敏感な部分ですので注意が必要です。

 腸骨筋の停止部である小転子も同様に受け手に仰向けに寝てもらい、大腿骨の内側のキワを足の付け根に近いところまで行けば触れられます。または、うつ伏せになってもらい、足を四の字に組んで大転子を上から操作すれば小転子はちょうど下に来ますので、間接的に動かす事ができます。

 腸骨筋もまた、腰痛の緩和にはとても大事な筋肉となります。

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 癒し処やまかわ調布店の玉水です。今日は腰痛をほぐす際の大転子(だいてんし)の重要性について書かせて頂きます。大転子とは大腿骨(だいたいこつ)の上外方にある突起、股関節の真横に張り出した丸みを帯びた箇所です。腰の真横から触れられる部分ですね。ここには中殿筋(ちゅうでんきん)、小殿筋(しょうでんきん)、梨状筋(りじょうきん)、上双子筋(じょうそうしきん)、下双子筋(かそうしきん)、内閉鎖筋(ないへいさきん)、外閉鎖筋(がいへいさきん)、といった数多くの筋肉の停止部となっています。

筋肉は起始部停止部に触れる事ができれば自然とほぐれて来ますが、これらの筋肉の中にはとても小さい筋肉もあり、そういった小さな筋肉は深層に位置する事も多く、効果的に触れる場所が少なかったりします。大転子にはこの様に沢山の筋肉が覆う様に付いていますので大転子の周辺をまんべんなく触れる事でこれだけの筋肉に触れるという事になります。

ただし、骨の上を押す事になりますので強く押してしまうととても痛いです。大転子は丸みを帯びておりますので中央を押さずに周辺、骨のキワを剥がす様にさすって行くと効果的です。うつ伏せで押してもらうととても心地良く、腰回りの筋肉が徐々に解されて行くことを感じていただけるでしょう。

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セラピスト 玉水太一

癒し処やまかわ調布店の玉水です。今日は腰痛の効果的な施術方法について書かせていただきます。

 まずは腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)です。腸脛靭帯は骨稜(いわゆる腰骨の、横に張り出した部分)から大腿外側(太ももの外側)を通り脛骨(膝下に2本ある骨のうち太い方)外側まで伸びている大きな靭帯で、腰の痛みに影響を及ぼします。腸脛靭帯には様々なほぐし方がありますが、仰向けに寝てもらい、太ももの外側を触ってみてください。腰の痛い人でしたら板の様な硬いものがあると思います。それが腸脛靭帯です。この腸脛靭帯を、量母指で下からひっかけて斜め上方に点圧します。時間があれば間をあけずに一指ずつ押して行くと良いです。最後に大腿骨の外側顆(膝上3cmくらいの所)まできちんと押すと良いと思います。

 次に大腰筋です。大腰筋は背骨の下部から股関節の内側、についている大きな筋肉です。起始は浅部と深部があり、浅部は第12胸椎と第1~4腰椎の側面およびそれらの間に介在する椎間円板から起こり、深部(深頭)は第1~5腰椎の肋骨突起から起始します。腰椎のキワを、誤って腰椎そのものを押す事が無い様に注意しながら、四本の指で剥がす様に点圧します。この時筋肉を上からぐいぐいと押してしまうと腰痛は悪化する可能性があるので注意が必要です。

 以上、簡単で効果的な腰痛に対しての施術方法の一例でした。

癒し処やまかわ調布店
セラピスト 玉水太一

042-444-0184

癒し処やまかわ調布店の玉水です。今日は簡単にできる腰痛のほぐし方について投稿いたします。

 まず仰向けに寝ていただきます。膝を伸ばし、大腿部(太もも)の外側正中線を横から点圧します。正中線とは中央のラインの事ですが、股関節の外側に大転子(だいてんし)という出っ張りがありますのでそこを目印にスタートし、両方の親指を重ねて中央のラインを膝関節に届く手前まで膝に向かって押して行きます。ここには腸脛靭帯という靭帯が走っています。腸脛靭帯は腰から膝まで走っていて、ここが張っていると腰痛の原因になります。腰が痛い時に強く押してしまうとかなり痛みますので強さには注意が必要です。

 次に仰向けのまま膝を立てさせます。太ももの付け根には鼠径部(そけいぶ)というラインがあります。膝を立てた時に線が出来る部分ですね。そこより少しだけ膝側、ほんの数センチの所をご自身で押してみても、腰に響く様なツーンとした心地よい痛みが走るのが分かると思います。膝を立てなくてもこのツボは腰に効きますが、膝を立てる事でより浮き出てきます。

 次に片膝を立てた状態から外側に倒します。片膝だけ外に向いている状態ですね。片方の手で倒した膝の内側を押さえ、もう片方の主根(手の付け根)で先ほどの鼠径部から大腿内側の正中ラインを押して行きます。指で押してしまうと痛すぎるので面の広い主根が良いと思います。股関節も開き、腰にも響く、かなり気持ちの良い施術です。

 これは簡単にでき、効果も期待できますのでぜひお試しください。

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セラピスト 玉水太一

長時間同じ姿勢でのデスクワーク(PC作業)

キーボードやマウス操作が必要なデスクワークでは、肩が内側に入った前かがみの悪い姿勢になりやすいです。この姿勢が日頃から続いていると、背骨や骨盤の歪み&筋肉の衰え※の原因になり、結果として猫背になってしまいます。
※ 前かがみの姿勢では、腹筋も背筋も緩んでしまい、筋肉は使われません。その結果、背骨を支える筋肉の衰えに繋がります。

長時間のスマホ使用

現代において、趣味や仕事で長時間スマホを使用している人は多いはず。

そして、この長時間のスマホ使用は、長時間のデスクワークと同様に猫背になる原因として考えられています。

多くの人がスマホを使うときに、画面を覗き込むように首が前傾になった姿勢をとると思います。この姿勢が習慣化すると、先ほどと同様の理由で猫背を引き起こす原因になります。

癒し処やまかわではドロップベッドという姿勢矯正の専用ベッドがあります。

揉みほぐした後に姿勢矯正をすることにより、
柔らかくなっているので、
安全でより結果が出やすくなります。

是非お試し下さい。

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セラピスト 尾関

姿勢を支える筋力の低下
筋肉には種類があります。
インナーマッスルと、アウターマッスルです。
姿勢を保つ筋肉として大切なのがインナーマッスルなのです。

インナーマッスルが弱くなると骨格の歪みが出やすくなります。

骨格の歪みがあると
全身の筋肉のバランスが悪くなり血流、リンパの流れが悪くなり身体に老廃物が溜まっていき、つまってしまい上手く排出できず、
肩こり、腰痛、頭痛、むくみ、冷え性、O脚、X脚、生理痛といった原因になります。

リモートワークで身体を動かす機会が減り、
筋肉量減少、
それに加え生活習慣の癖で身体が歪みやすい環境なのです。

ご自宅で筋トレしてインナーマッスルを強化し、
既にある痛みや歪みは早めに、
揉みほぐしやマッサージやドロップベッド(姿勢矯正)で改善していきましょう。

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セラピスト 尾関

揉みほぐしで得られる変化を大きく分けてご紹介致します♪

筋肉を緩める効果

揉みほぐしにはその名前の通り、筋肉を緩める効果が期待されています。筋肉が固くなった場所を揉みほぐすことによって、肩コリや首コリなどの改善効果が期待できます。
血行を促進する効果

揉みほぐしには、血行を促進する効果も期待されています。筋肉が緊張して固くなると、血管を圧迫して血行を阻害しますが、揉みほぐしによって筋緊張が緩むことで、血管が拡張し、血行促進効果がもたらされます。
特に筋力の弱い女性の場合、下半身に血液が滞り、むくみが現れがちです。そんな時に、ベッドに横たわってふくらはぎを揉みほぐしてもらうことで、全身の血流促進効果が期待できます。
リラクゼーション効果

揉みほぐしに期待できる効果としては、リラクゼーション効果もあげられます。横になって固まった筋肉をほぐしてもらうのは心地よいものです。

コロナの影響により身体を動かす機会が少なくなってきてるので、
身体が決まった姿勢をとり続け疲れたり、コリになってきたり、
ときには、痺れが出できたり。

健康はきっと何よりも大切なので、
もみほぐしやマッサージを定期的に受けて、
免疫力アップしていきましょう。

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セラピスト 尾関