癒し処やまかわ調布店です。今日は腰痛の施術のうち、多裂筋(たれつきん)について投稿いたします。
多裂筋は脊柱安定筋という筋群に属し、脊柱起立筋群の深層に位置します。脊柱の棘突起の根本に付着し、椎骨同士を引き付けて安定させるのが主な役割と言われています。
腰痛が発生する際、この多裂筋が凝り固まっている事が多くあります。細かい筋が連なってはいますが、全体として頸椎から仙骨まで脊柱の左右キワを通るとても長い筋肉です。
腰痛に対する施術の際、大事なのは仙骨の上です。多裂筋の起始部は広く存在しますが仙骨後面においては後仙骨孔と上後腸骨棘との間。後仙骨孔とは仙骨の後面に左右4つずつ空いている穴で、上後腸骨棘とは腸骨後部、内側の丸みを帯びた部分です。
ここを剥がしてあげると腰痛の緩和につながります。
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