癒し処やまかわ調布店の玉水です。今日は前腕の整体に関わる筋肉のうち、浅指屈筋(せんしくっきん)について書かせていただきます。
浅指屈筋は前腕屈筋の中で最大の筋で、深指屈筋とともに第2-5指(親指以外の全指)を屈曲させる主力筋として働きます。日常生活では手を握る動きや物をつかむ動き、手首を曲げる動きに関与します。
浅指屈筋の起始部はノコギリの様な形をしていて、3か所あります。上腕尺骨頭、尺骨頭、橈骨頭です。尺骨とは前腕(肘~手首までの)のうち、小指側の骨です。橈骨は同じく前腕のうち、親指側です。停止部は第2-5指中節骨底の前線といいます。親指を除く全指の、第一関節と第二関節の間の少し手の平側です。
腕を手のひらを上にして肘の少し先から手首までを両拇指で点圧して行くと浅指屈筋の施術ができます。この時きちんと押せていると、4指が手を握る様に動くので面白いです。ただし手首近くの方になるとかなり痛いので押す時には強く押しすぎない様に注意が必要です。
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セラピスト 玉水太一