癒し処やまかわ調布店です。今日は前斜角筋(ぜんしゃかくきん)について投稿いたします。前斜角筋は中斜角筋(ちゅうしゃかくきん)、後斜角筋(こうしゃかくきん)と共に斜角筋群(しゃかくきんぐん)という筋肉群を形成しています。最近はスマホが普及したせいか、斜角筋が張っている方が多い様に見受けられます。斜角筋の張りはまた、ストレートネックの原因ともなる様です。

前斜角筋は第一肋骨の挙上(上に持ち上げる)、頸椎の屈曲・側屈(前後・左右に曲げる動き)に寄与します。また、斜角筋群は呼吸筋と呼ばれる筋群で、呼吸をする為に肺が空気を取り込む時に作用する筋群に属しています。

前斜角筋の起始部は第三(または第四)頸椎~第七(または第六)頸椎の横突起です。横突起を触るには首の横を親指で押圧すると良いです。四指では刺さってしまい痛いですし、親指ですと受け手にうつ伏せになってもらえばじんわりと体重をかけて押す事ができます。

前斜角筋の停止部は第一肋骨の内側、およそ頸椎横突起の下と考えて良いかと思います。第一肋骨は体側だとなかなか触りにくいですが、鎖骨の下と考えれば目安が付きやすくなります。

斜角筋がほぐれると首や肩の凝りだけでなく、呼吸もしやすくなります。

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