中殿筋(ちゅうでんきん)のほぐし方

癒し処やまかわ調布店です。今日は中殿筋(ちゅうでんきん)について投稿いたします。

中殿筋は大殿筋(だいでんきん)の上部に位置し、股関節外転(太ももを外側に広げる)に関与する主力筋です。中殿筋の一部分は大殿筋に覆われていますが、表層筋となっている部分もあります。また、中殿筋は小殿筋(しょうでんきん)を覆っています。

 中殿筋の働きは、前述の股関節外転の他にもあります。中殿筋前部は股関節の内旋・屈曲、中殿筋後部は股関節の外旋・伸展に関与します。

 中殿筋の起始部は腸骨翼(いわゆる腰骨の蝶の羽の様な部分)の縁の内側です。大殿筋に覆われていない部分は身体の前面に位置します。中殿筋の停止部は大転子の先端と外側面です。

 中殿筋は面積も広く比較的表層に位置する筋肉ですので深層の筋肉を意識して施術することで自然に触れられますが、大転子へのアプローチは必須です。骨を強く押さない様に気を付けながら大転子の周辺を念入りに施術すると効果が期待できます。

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