癒し処やまかわ調布店です。

今日は中斜角筋(ちゅうしゃかくきん)について投稿いたします。

中斜角筋は前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋の3つから成り立つ斜角筋群という筋肉群の一つです。首の横が張って仕方ないという方はここの中斜角筋がパンパンに張っている事が多く、首のコリにはとても影響の大きい筋肉になります。

中斜角筋はまた、なかなかほぐしにくい筋肉です。仰向けの状態で首を横にすれば表面に出てきますので触りやすいですがすぐ下を動脈が通っている事もあり押す時の力に注意しないと痛い、苦しいと危険がある為、やさしい力で長い時間をかけてじっくりとほぐして行かないといけません。

中斜角筋の起始部は第一~第七頸椎の横突起。頸椎は第七頸椎までありますので、頸椎全部の真横です。ここもまた強く押してはいけない場所です。また、ここだけを押してもほぐれる訳ではないので、頸椎のキワをまずは数回じっくりとほぐしてからここも数回じわっとほぐしてあげます。

中斜角筋の停止部は第一肋骨周辺です。第一肋骨は鎖骨の下にあり少し触りにくいですが、鎖骨をランドマークにして鎖骨の下のキワを押していけば間接的に触れる事はできます。ここも強く押すと痛いのでまずはご自身で触ってみて、どのくらいの圧が適度なのか確認してみると良いと思います。

中斜角筋は長い時間をかけてゆっくりと凝って行きます。ほぐすにも根気が必要です。

癒し処やまかわ調布店

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です