癒し処やまかわ調布店です。今日は上双子筋(じょうそうしきん)、下双子筋(かそうしきん)について投稿いたします。
上双子筋・下双子筋は股関節のインナーマッスルと言われる深層外旋六筋という筋肉群のうちの一つで、場所や大きさ・働きも似ています。どちらも股関節の外旋(外に開く)動きに作用しますが、動きへの貢献度としては小さい筋肉で、梨状筋、大腿方形筋、内閉鎖筋など他の外旋筋群の補助的な役割と考えられています。
役割は補助的とはいえ、腰痛の原因となる事も多い筋肉です。痛みの原因となるのはたいてい小さい筋肉です。
上双子筋の起始部は坐骨棘です。下双子筋の起始部は坐骨結節です。坐骨は受け手にうつ伏せに寝てもらい、お尻の真ん中より少し内側下方を主根で押すと触れる事ができます。
上双子筋・下双子筋の停止部はともに大転子です。こちらも同様に受け手にうつ伏せになってもらえば坐骨より少し外側に骨の丸みがある部分で触る事ができます。
どちらも少しの力でも良く効きます。
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